怒涛の国会議事堂前集会
思想を超えた融合と団結
「東京から日本を守る大祭。国会前街頭演説」と銘打たれた集会に集まったのは日本の現状に危機感を持つ2万人近い人々であり、「田母神氏とは政治思想には違いがある。保守も革新も右も左もいらない。田母神さんは保守系の人。」と主催者である内海さとる氏も言うように田母神氏とは登壇者の顔ぶれも含めてまったく相容れないはずの大集会だった。しかしそこにも田母神氏は登場した。そこには固く握手をし田母神氏を迎え入れる内海氏の姿があり、この状況を理解できない会場のざわめくの中で二人を迎え入れた街宣車では「国民の命を守るには団結が必要です。共闘が必要なんです。敵はグローバリズム勢力。真実を命懸けで語ること、そして団結と共闘。この国を救うか救わないか」が求められていることを訴える姿があり、2万人の会場は拍手と喝采が広がっていった。続いて登壇したデヴィ夫人も「日本は変わらなくてはなりません」「東京から変わらなくてはなりません」と訴えるとさらに会場の熱気は上がっていった。
国会議事堂前に集まった多くの人たちにとってサプライズであり、内海候補と田母神候補が同じ場所で団結と共闘を訴えることはあり得ない出来事ではあったが、その前触れはあった。それは田母神としお氏と内海さとる氏の共同声明だ。
<重要告知>田母神としお及びうつみさとるの電話対談報告と今後についての声明
2024/6/30
東京都知事選挙も折り返しを迎え、残り1週間ほどとなりました。ご支援及び応援を賜りまして誠に感謝申し上げます。
先日記事にもあげましたが、私はこの東京都知事選は単なる首長選挙ではなく、一部の既得権益者、全体主義や共産主義者、そのすべてに対する庶民、都民、国民の生存闘争と考えております。そんな想いで都知事選を闘っているなかで、自分の勝手な思想で何か一つ自分の思想と相違するものがあれば、本人同士の交流を無視して思想の近い別の候補者と対立させるような分断工作ともいえる言動も多く見受けられるようになりました。
そのうちの1人でもある田母神候補と6月29日の朝に、直接の電話対談をすることができました。その機会をつくっていただいた佐藤和夫氏と池田としえ氏にこの場を借りてお礼を申し上げます。6月28日の武見厚生労働大臣の記者会見にもあったように、今後ワクチンなどの強制措置をとることを示唆するような発言もあり、その電話対談では、一部思想の相違はあれど、ワクチン行政に反対という同意見を持つもの同士、立場や枠を超えて全ての人たちに団結を促すためにも、ワクチンなど強制化阻止の点においては対立ではなく、共闘すること、まずはワクチン推進者たちへの反対の行動を明確化することで合意しました。
前述した通り、この都知事選挙は今のままの日本では生活があまりにも脅かされるという危機感で両者出馬をしておりますので、両陣営の支援者さんたちも思想を超えて日本人全体の問題として、一つでも思想の違いがあったら互いに対立させるのではなく、共通の目的を達成させるためにも、共闘できるように引き続きそれぞれの支援とご理解を賜りたいと強く願っております。皆さまのご協力をお願い申し上げます。
2024年6月30日東京都知事候補田母神としお うつみさとる
ディープステートから日本人の命を守る闘い
共通の想いと志の理解と拡散
「第一の敵が間違っている」ことに危惧した二人の声明は、違うように見えて実はお互いを支援し応援している人が似ているが故のいがみ合いであることから発せられたものだ。「そこで争うことは日本のためにはならない。」。それが二人の答えだった。グローバリストから日本人の命を守ること、それが共通の想いであり、そのために闘うというという志の一致があった。それが選挙で争っているはずの二人をの共同宣言になり、大集会での支持者や応援者を結びつけ、団結と融合をカタチにした瞬間だった。