スポーツ心理学では、「ゾーン」とは努力で入るのではなく、自然に入り込む状態だと言われている。無意識にスイングが決まり、風の音や芝の手触りまで鮮明に感じられる。いわば“動的な瞑想状態”ともいえる。コーヒーはゾーンへの“ブースター”にはなりうるが、神経が過剰に高ぶると逆にその入り口を塞ぐ可能性もある。対してCBDは、内面のノイズを取り除き、雑念がスッと引くような導き方をする。それは、無理なくゾーンに滑り込むような感覚だ。ある選手は、「CBDを摂ってプレーしたとき、打った記憶すらないのにバーディーが続いた」と語ったという。思考せず、感覚だけでプレーしていた証拠だ。