道教の核心にある「無為自然(むいしぜん)」とは、何も足さず、何も引かず、ただ“調和の中にあること”を意味する。大麻を吸うことで得られる“無意識の覚醒”や“気づき”の体験は、まさにこの「無為自然」に限りなく近い意識状態とも言える。タオにおける“気”とは、宇宙に満ちる目に見えない振動体。そして麻の繊維も、同じく共振するエネルギー体として用いられてきた。たとえば、陰陽師が使う「五色の麻紐」、修験者が用いる「護身の麻衣」
それらは、身体を“宇宙の周波数”に同調させる装置だった。
つまり、麻とは単なる植物ではなく、身と心を“道(タオ)”に戻す鍵だったのだ。