「星からの贈り物」──麻と人類、宇宙を結ぶ目に見えない糸

【命を使い切れ──魂のレールに戻る時】

「命はお前のものではない。星からの贈り物だ」
――ホピ族の長老の言葉より

「命を大切にしすぎることほど、愚かなことはない。冒険が始まらない」
――ホピ族の長老

私たちは、健康のために生まれたのではない。お金を稼ぐためでも、長生きするためでもない。その先にある“本来の自分”を生きるために、命は与えられている。臨死体験を経て星の記憶に触れた中山康直氏は、ホピ族との出会いによって「命の本質」に気づかされたという。命とは、“天命”を生きるための媒体。そのプログラムに従って生き切ること、それが本来の「生」なのだ。

【麻は、神との共鳴の素材だった】

しめ縄、巫女、神事、そして赤子を包む布。古来、日本では麻があらゆる神聖な場に用いられてきた。“振動する哲学”として、麻は着ることで整い、焚くことで祓い、手にすることで神とつながる植物だった。GHQによって断たれたその文化は、たった数枚の覚書により「麻=麻薬」という誤解とともに封印された。しかし本来、大麻草は日本人の精神そのものを支えていた“共鳴の素材”なのだ。

「麻は、ただの植物ではない。“宇宙と共鳴する波動”を持っている」
──中山康直

現代では“薬物”と誤認されているが、かつては生命を包み、文化を支え、神事を整える中心にあった。沖縄や長野の風習には、麻布で赤子を包み「祖先の魂に抱かれて生まれる」儀式も残っている。
日本は世界でも稀に見る「麻の系譜」が残された国。大嘗祭、天皇の即位儀式、巫女の装束、神楽──そのすべてに精麻が使われてきた。昭和天皇は戦後も朝の農家を訪れ、「この国の根幹に関わる存在」として麻を見守っていた。

26000年周期の歳差運動と宇宙的覚醒

地球は「歳差運動」と呼ばれる首振りのような動きをしています。これは地球の自転軸がゆっくりと円を描く運動で、**一周に約25920年(=約26000年)かかるとされています。これがいわゆる“地球の1大年”**とも呼ばれる周期。

「太陽は眠り、また目覚める。宇宙はそのリズムで、魂を呼び覚ます」

古代マヤやエジプトの神官、ヴェーダの叡智を継ぐインド哲学者たちは、この26000年周期を宇宙的な進化のサイクルと捉えていました。地球の波動もこの周期にあわせて大きく変化しており、現在は「夜明けの時代」──意識の覚醒フェーズに入ったと多くのスピリチュアル研究者が語ります。

私たちは、宇宙的記憶の目覚めの中にいる

いま世界中で「古代へのまなざし」が再び注がれています。科学では測りきれない感覚や霊的ビジョン、星とのつながり──そうした“無形の叡智”が、私たちに問いかけてきます。「あなたは、宇宙からの贈り物であるこの命を、どう使うのか?」ピラミッドは大地に刻まれた宇宙の地図、聖徳太子は地球のバランサー、そして歳差運動は壮大な時の鼓動。 そのすべてが、私たちを“次の時代”へと導いています。

聖徳太子=ダースベイダー説──闇と光を超えて宇宙とつながる意識へ

聖徳太子とダースベイダー。この一見つながりのない二人を重ね合わせるユニークな視点が、中山康直氏によって語られている。どちらも“宇宙の秩序”を回復しようとし、善悪の二元論では測れない次元で生きた存在として描かれる。 聖徳太子は法隆寺に北斗七星を象徴する剣を奉納し、星の民としての側面を持つ。彼の未来を見通す力や、多重同時認識の逸話は、まるで“フォース”の使い手そのもの。中山氏は、太子の本質を「宇宙のメッセンジャー」と位置づける。 この説が伝える本質は、「光か闇か」ではなく、「両方を受け入れ、統合する」こと。聖徳太子とダースベイダーの姿は、私たち一人ひとりの内側にある“覚醒”の可能性を映し出しているのかもしれない。